『設備強化』で投資額を抑えた省エネ!
初めまして、株式会社SHOTECと申します。弊社は空調機(冷暖房機)・冷機(冷凍機冷蔵機)のオプション機材を販売しており、その立場からエネルギーコスト削減(電気料金削減)のご提案を承っております。
『設備強化』とは耳慣れない言葉ですが、現在の設備はそのままにオプション機材を追加することで性能を高めようとする活動になります。設備の一部または全てを交換する『設備更新』と異なり、投資額(導入コスト)を低く抑えられる点が一番のメリットになります。
まずは空調機・冷機に設置可能な省エネ性能の向上目的のオプション機材を2種類ご紹介します。いずれも室外機に追加設置します。
【①外付け熱交換器】
熱交換器とは空調機(エアコン)や冷機の室内機・室外機の内部にある主要部品の一つで、折り畳まれた配管と放熱フィンで構成されています。室外機内の熱交換器はその名の通り、冷房・冷凍冷蔵運転時であれば配管内部を通過する熱い冷媒を冷却(外部と熱を交換)し、暖房運転時であれば配管内部を通過する冷えたを加熱(外部と熱を交換)しています。
外付け熱交換器はその名の通り室外機の外に追加する熱交換器になり、冷房・冷凍冷蔵運転時には冷媒の冷却を促進することで、機器側が圧力を下げて運転する(圧縮機の消費電力が減少する)効果をもたらします。
散水装置より高額ですが追加のランニングコストが発生せず、定期的なメンテナンスは不要、さらに通年の省エネ効果をもたらします。(開発:国立研究開発法人産業技術総合研究所)
熱交換器とは空調機(エアコン)や冷機の室内機・室外機の内部にある主要部品の一つで、折り畳まれた配管と放熱フィンで構成されています。室外機内の熱交換器はその名の通り、冷房・冷凍冷蔵運転時であれば配管内部を通過する熱い冷媒を冷却(外部と熱を交換)し、暖房運転時であれば配管内部を通過する冷えたを加熱(外部と熱を交換)しています。
外付け熱交換器はその名の通り室外機の外に追加する熱交換器になり、冷房・冷凍冷蔵運転時には冷媒の冷却を促進することで、機器側が圧力を下げて運転する(圧縮機の消費電力が減少する)効果をもたらします。
散水装置より高額ですが追加のランニングコストが発生せず、定期的なメンテナンスは不要、さらに通年の省エネ効果をもたらします。(開発:国立研究開発法人産業技術総合研究所)
【②散水装置】
散水装置とは室外機上部から室外機に散水するオプション機材になり、散水により室外機を冷やすことで、冷媒の冷却のみを促進します。これにより外付け熱交換器と同様に機器側が圧力を下げて運転する(圧縮機の消費電力が減少する)効果をもたらします。
散水装置には水道水をそのまま使用する水道水タイプと水道水からミネラル成分を取り除く純水タイプの二種類があり、純水タイプは外付け熱交換器よりもやや安価、水道水タイプは熱交換器よりかなり安価になります。ただし水道水タイプの散水装置は水道水内の不純物がスケール(堆積物)となって室外機に付着し、本来の冷却性能を低下させてしまうため、定期的なクリーニングが不可欠となります。ランニングコスト(水道料金+電気料金)も少なくなく、総合的には外付け熱交換器とほぼ同等のコストとなります。
また本機材は冷房・冷凍冷蔵運転時、かつ気温と水温に温度差の大きい夏季のみ使用出来るため、省エネ効果も限定的となります。排水の問題などもあり、注意が必要です。
散水装置とは室外機上部から室外機に散水するオプション機材になり、散水により室外機を冷やすことで、冷媒の冷却のみを促進します。これにより外付け熱交換器と同様に機器側が圧力を下げて運転する(圧縮機の消費電力が減少する)効果をもたらします。
散水装置には水道水をそのまま使用する水道水タイプと水道水からミネラル成分を取り除く純水タイプの二種類があり、純水タイプは外付け熱交換器よりもやや安価、水道水タイプは熱交換器よりかなり安価になります。ただし水道水タイプの散水装置は水道水内の不純物がスケール(堆積物)となって室外機に付着し、本来の冷却性能を低下させてしまうため、定期的なクリーニングが不可欠となります。ランニングコスト(水道料金+電気料金)も少なくなく、総合的には外付け熱交換器とほぼ同等のコストとなります。
また本機材は冷房・冷凍冷蔵運転時、かつ気温と水温に温度差の大きい夏季のみ使用出来るため、省エネ効果も限定的となります。排水の問題などもあり、注意が必要です。
以上より、省エネ目的のオプション機材としては①外付け熱交換器をお勧めします。現設備を使い潰すつもりであれば、水道水タイプの散水装置も選択肢かもしれません。
外付け熱交換器の課題としては知名度が低く、メーカーやサービス会社のご担当者様でもご存じないことがあります。弊社でご導入いただいた場合、弊社が仲介し、本課題をカバーいたします。
{参考:『外付け熱交換器BigCon|株式会社SHOTEC』}
『運用改善』で省エネ利益を最大化!
『運用改善』とはエネルギーの使い方を見直す活動になります。具体的には省エネによって削減される消費電力を電気料金の圧縮に最大限活用することが『運用改善』の真骨頂となります。
ここでは電気料金を更に押し下げる施策(機材)として、二種類を取り上げます。
【④電子ブレーカー】
電子ブレーカーは電力契約が動力、かつ主開閉器契約の法人様のみが対象となる機材です。主開閉器契約締結時に設置したブレーカーを電子ブレーカーへと交換することで、契約電力を超えて電力を使用した際もただちに電力が遮断されなくなり、本来なら余裕を持たせて契約する電力を押し下げることが可能となります。
ただしあくまで短時間の許容であり、超えた際(超えそうな際)は主要機器の運転を停止させる必要があることは変わりませんのでご注意ください。
電子ブレーカーは電力契約が動力、かつ主開閉器契約の法人様のみが対象となる機材です。主開閉器契約締結時に設置したブレーカーを電子ブレーカーへと交換することで、契約電力を超えて電力を使用した際もただちに電力が遮断されなくなり、本来なら余裕を持たせて契約する電力を押し下げることが可能となります。
ただしあくまで短時間の許容であり、超えた際(超えそうな際)は主要機器の運転を停止させる必要があることは変わりませんのでご注意ください。
【⑤デマンドコントローラー】
デマンドコントローラーは電力契約が動力、かつ実量契約の法人様のみが対象となる機材です。実量契約ではデマンド(30分ごとの平均消費電力)を測定し、直近12ヶ月間の最大デマンドに基づき契約電力が決まるため、このデマンドを突出させないことが重要となります。
デマンドコントローラーは設定したデマンドを上回る際に警告を発したり、主要機器の電力供給を強制カットすることで、デマンドを一定以下に抑えます。デマンドを抑える方法は機器の停止以外に代替手段がない点にご注意ください。
デマンドコントローラーは電力契約が動力、かつ実量契約の法人様のみが対象となる機材です。実量契約ではデマンド(30分ごとの平均消費電力)を測定し、直近12ヶ月間の最大デマンドに基づき契約電力が決まるため、このデマンドを突出させないことが重要となります。
デマンドコントローラーは設定したデマンドを上回る際に警告を発したり、主要機器の電力供給を強制カットすることで、デマンドを一定以下に抑えます。デマンドを抑える方法は機器の停止以外に代替手段がない点にご注意ください。
ご紹介した電子ブレーカー、デマンドコントローラーはどちらを選ぶかというものではなく、主開閉器契約(負荷設備契約の場合は主開閉器契約に切り換える)の場合は電子ブレーカー、実量契約の場合はデマンドコントローラーが対応機材となります。
強力なコスト減の施策となりますが、いずれのケースも最終的には機器の停止によって対応しなければならない点にご注意ください。例えば食品スーパーなどではお肉や日配品を保管している冷凍室や店内ショーケースが消費電力の多くを占めていますが、現在の総消費電力が設定デマンドを超えそうだからといって、それらの電力をカットできるでしょうか。空調の場合も、フロアの室温がお客様の満足度に直結してしまう飲食店などでは導入しづらいと考えます。
『運用改善』の導入例としてオフィスの空調や工場(休憩スペースなど)の空調をよく見かける理由はここにあります。ただし室温は働く皆様のモチベーションにも関わりますので、設定には慎重を期されてください。
強力なコスト減の施策となりますが、いずれのケースも最終的には機器の停止によって対応しなければならない点にご注意ください。例えば食品スーパーなどではお肉や日配品を保管している冷凍室や店内ショーケースが消費電力の多くを占めていますが、現在の総消費電力が設定デマンドを超えそうだからといって、それらの電力をカットできるでしょうか。空調の場合も、フロアの室温がお客様の満足度に直結してしまう飲食店などでは導入しづらいと考えます。
『運用改善』の導入例としてオフィスの空調や工場(休憩スペースなど)の空調をよく見かける理由はここにあります。ただし室温は働く皆様のモチベーションにも関わりますので、設定には慎重を期されてください。
『調達改善』で電力をお得に購入!
『調達改善』とはエネルギーの調達先、電力会社を見直す活動になります。
『運用改善』を行なう場合、これまでの電力会社がこれまで通りに安価となるかどうかは調査が必要ですので、ご注意ください。
『運用改善』を行なう場合、これまでの電力会社がこれまで通りに安価となるかどうかは調査が必要ですので、ご注意ください。
こちらも大切な活動になりますが、弊社とはやや離れた分野になるため、別途お調べ頂けますと幸いです。
投資としてのエネルギーコスト削減
エネルギーコスト削減の活動を投資として考えた場合、最大関心事はその償却期間になります。ここでは①外付け熱交換器導入時の償却期間のモデルをご紹介します。
①外付け熱交換器の場合、単独の省エネ効果(電力量料金のみ)における償却期間は約2.5年となります。(正確な償却期間をお知りになりたい場合は弊社省エネシミュレーションをご活用ください)
{参考:『省エネシミュレーション|株式会社SHOTEC』}
①外付け熱交換器の場合、単独の省エネ効果(電力量料金のみ)における償却期間は約2.5年となります。(正確な償却期間をお知りになりたい場合は弊社省エネシミュレーションをご活用ください)
{参考:『省エネシミュレーション|株式会社SHOTEC』}
なおここに基本料金の削減や『運用改善』(デマンドコントローラー/電子ブレーカー併用)が加わることで償却期間は更に短くなります。まずはお問い合わせをお願いいたします。
ご提案の流れ
省エネのご提案(プレゼン)は訪問・リモートどちらでも承っておりますので、お気軽にご用命ください。